巨大マネー、新興AIのむ 「投資ありき」ゆがみも
今日は特にこれといったニュースがないので、ソフトバンクのお話です
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2000年の頃の話なんで、もう20年になるんですが、私が株式投資を始めたのがITバブルがはじけた後。
はじける前じゃなくてよかった。
そういう人は一気に破産していました。
それぐらい暴落が激しかった。光通信の株価なんて1か月ぐらいストップ高をつけて不滅の大記録となりました。
当時、私は大手の会計事務所に勤めていたのですが、同僚がヤフーの監査を担当していたのです。
ヤフーは本当に夢の株で1998年に上場して、2000年には、一株が1億円になったのです。
上場したときは、1億円ぐらいしか利益がなかったように思えます。
こんな株を掘り当てるソフトバンクの孫正義はすごい人なのだと思ったものです。
単なる検索サイトのページだったのですが、インターネットを開いたときにグーグルを開くじゃないですか。検索サイトがないと飛べないから。
当時は90%以上ヤフーだったと思います。だから成長余地は誰にでも明らかですが、まさか1兆をこえるとはねって感じでした。
その他にもボーダフォンがソフトバンク携帯に化けたり、アリババが小さいときから出資していたり。
でも失敗もすごい多いんです。ITバブルが崩壊するとき、ソフトバンクの出資先を調べたら、ちゃんとした会社はヤフーとちょろちょろあるだけで、あとはクズみたいな会社ばかりでした。
ITバブルのさなか、孫正義は「ソフトバンクは受付嬢でも3億円株を持っている」と他の経営者に言ってひんしゅくをかったものです。
もちろん、その後に暴落したのでほとんどなくなっているはずですが。
バフェット他、大富豪たちはたくさんいますが、時代背景がインフレ時代なので、割り引いて考えなくてはいけません。
その点 孫正義の眼力はすごいのです。
ただし、これだけは覚えていてほしいのですが、ソフトバンクは高騰と暴落の歴史
もし世界でAIバブルが起こるとすると、それはソフトバンクから。
そしてAIバブルの崩壊もソフトバンクからとなると思います。かれは、高騰することにしか興味はありません。
私は2001年に痛いほど知ってしまったので、ソフトバンク系列の株価はさわらないことにしたのでした。