つかの間の「脱マイナス圏」、海外勢の機械取引が上昇主導
おはようございます。
今日は私もあまり得意でない金利についてです。
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アベノミクスになって、日銀は金融緩和のために400兆円をこえる国債を保有しています。
2016年10月からイールドカーブのコントロールする政策がとられています。
短期の国債はマイナス金利に誘導し、長期の国債はゼロ付近にするというものです。
銀行は、この金利差を利用すればかろうじて儲けることが可能となります。
当初は、長期金利なんかコントロールできるのかと色々言われていまたしたが、意外とうまくいっているのです。
ところがコントロール目標のゼロ近辺とは裏腹にマイナスが続いているようです。そして久しぶりにプラス近辺に上がったら、国内金融機関がめちゃ買ってきて、またマイナスに沈んだという記事です。
そして、今回の経済対策で赤字国債発行は、金利の上昇要因となり、ヘッジファンドは売りをしかけてきている。
ところが、窮地の銀行が、少しでも金利が高くならば、国債を買いをいれてきている。
それだけ追い詰められていて、かつ長期国債の出物が少ないということだと思われます。
そして金利があがってくると日米金利格差が縮小して円高傾向にもなります。為替がいまいち円高の方向性なのも関係しているのかもしれません。
いずれにせよ、金利がゼロ近辺から上昇することがあれば、影響もありそうなので、注視していくつもりです。
私は長期金利がプラスに上昇していく局面が今後出てくると思っています。