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東芝がヘッジファンドになる日 量子技術で高速取引


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おはようございます。相場は年末ラリーに向けて上昇中で、その流れは変わらず。今日は特段新しいニュースはないので、ちょっと近未来の話で、量子コンピュータと相場についてです。

www.nikkei.com

 

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量子コンピュータは、従来のパソコンと比較して、けた外れに高速。今まで半導体の技術向上でスパコンの性能競争を上げていたのとは次元が違います。

 

ところが、現在のコンピュータでできていることが量子コンピュータでできることは限られているそうです。

 

ですが、この記事を読むと裁定取引の分析を瞬時に行うことを量子技術を通じて実現したそうで、今後「限られる」と思われていたことが広がってくる可能性を感じます。

 

そして個人的にはビットコインは危ないと思います。詳しい話は省略しますが、ビットハッシュ計算された暗号キーのハッシュ計算される前の値をコンピュータを総当たり計算で行い、一番早く解いた人に報酬を与える仕組みとなっています。

もし量子コンピュータでこれが実現したら、報酬は総取りになってしまいますし、ブロックチェーンの改竄も自由自在になってしまうので、ビットコインの仕組みは完全に崩壊するのです。

 

こんな風に、量子コンピュータは、先んじた人に非常に危険な存在になりうるわけです。

為替の裁定取引ぐらいだとカワイイものですが。それでも、そうやって利益を確実にかすめとられると、その他大勢の人は損するわけです。

 

株式相場だってそうです。なんというか、世の中を超スローモーションにして、その間にイタズラするような雰囲気ですかね。

 

こんなことを日本のメーカーがやるようになったんだなと。残念ですね。

東芝と聞くと、最近は悪いイメージしかないけど、40代、50代の技術者は、本当に優秀ですからね。私の友人の中でも、この人優秀な技術者だよなって人が東芝や日立にごろごろいます。

 

東芝復活のためになりふり構わずにやる感じですかね。