英議会、22日に離脱関連法の審議入り 野党は反発
こんにちは。今日も休日ですが、やはりブレグジットネタです
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唐突なんですが、私は上記の「個人投資家でも勝てる道 人の行く裏に道」のブログで、日経新聞のレベルの低さと、嵌め込み報道について、何度も何度も批判しています。
そのくせ、日経新聞について、このブログで解説しているわけですが。一応変な記事は除外しています。
ところが困ったことに、ブレグジットについては、日本語報道で、日経新聞の記事に頼ざるを得ないわけなのです。
私は10年以上前にオーストラリアに1年ぐらい住んでいて、英語力は日本人の中ではひどくはないのですが、ここ10年ぐらいずっと適当なので、英語の微妙なニュアンスとかまで読み取れないのです。
そして日経新聞の報道が甘いのです。たとえば、ブレグジットの関連法案が通るまで、審議を延期するように要請って。
肝心の関連法案ってなんなのよってのが、わからなくて、モヤモヤしているわけです。
そこに、私のブログの読者のゐさんが、救世主のように期待通りに解説していただきました。
いや~、本当にありがたいですね。私は本家のブログで何度も書いていますが、真実の姿にたどり着いたものだけが、相場で死ななくて済むというものです。(儲かるとはいっていません)
たとえば、私や、多分世界中のマーケットの人が、合意なき離脱になる可能性は、ほとんどなく、うまくいけば10月末の合意の上の離脱もありだなと思っています。先物も為替の上げ方が、それを証明しています。ゐさんのブルグで、その根拠がわかりました。日経新聞すみから隅まで読んでも関連法案の中身がわからないので、わからなかったはずです。
イギリス国民には申し訳ないけど、EUは明らかに、さっさと出て行ってくれ。基本的に何でもいうこと聞くから状態です。あの国民投票のときに、EUが恐れたのはドミノ離脱だったはずです。そして当初は多額の離縁金を要求し、なんとか思いとどまらせようとしたのが。時間がたつにつれて、離脱が前提となり。
そしてイギリスの迷走を見ていて、EU各国は離脱を思いとどまっているので、さっさと出ればって感じであることが、EUが首相と合意したことに表れているのです。
考えてみると、イギリス以外の国でEU離脱してメリットがある国はないと思う。当初メリットが捏造されたイギリスだって、冷静に考えるとデメリットの方が多かった。
ドイツは他のダメな国を巻き込んでユーロ安でドイツ製品をがんがん輸出しているし。他の財政が苦しいギリシャやスペインやイタリアは、EUの保護なしでは生きていけない。一時期、ポピュリズムとか台頭していたけど、イギリスの現状を見ていて、完全に意気消沈しましたな。そんなうまい話しはないと。
EUはそんな状況なのですが、やはり合意なき離脱は、EU経済にも多大な影響があるので、延期しろといえば、仕方なくするはず。でも本音はさっさと離脱してほしいだと思う。
そういう世界情勢的なところで合意なき離脱は、ほぼないと思ったわけですが。ゐさんのブログのお陰で細部のリスクが認識できたので足元すくわれないですみそうです。
でも確かにゐさんの言うように、得体のしれない合意ですよね。一国2制度。
こんな国境もないところで、良いとこどりをさせないなんて不可能としかいいようがないかなと思いますが。
輸出入管理も複雑そうで面倒ですな。
個人的には、どうせ別れた後に、色んな想定外の問題が起こって、そのつど解決するしかないんでしょって感じですね。自国からすると、そんなわけにはいかないと思うが。
願わくば、また交渉のやり直しだけは勘弁かな。